MINOWAくん通信

ＭＩＮＯＷＡくん通信・編集長の松下です。今日はちょっと気分を変えて、プライベートな話を書きます。

これは年末の話なのですが、冬休みになったとたん、高熱が出ました。私は１年に数回、扁桃腺が腫れて高熱を出すので、おそらく扁桃腺だろうと思い、かかりつけの病院に行き、検査をすると、そのまま人生初のインフルエンザ認定を受けました。そして、タミフルのような、インフルエンザによく効くと言う、吸う薬を吸って帰宅しました。帰宅して妻にそのことを報告すると、どうも長男も熱が高いようだ、と、長男を連れて病院に行き、その結果、長男もインフルエンザであることが発覚し、親子仲良くインフルエンザになりました。６歳の長男は、タミフルを処方されて、さっそくタミフルを飲みました。

タミフルと言えば、異常行動を起こすという話を聞いていたので、心配になった私は、高熱にうなされながらも、携帯で色々と検索して、異常行動は、睡眠中や、目が覚める前に起こることが多いと言う知識を得ました。高熱でぐったりしている長男の横では、タミフルを飲んでいないのに、異常行動をしているとしか思えないくらいのハイテンションで、次男が踊っていました。

夜がやってきて、熱にうなされながらも、私は必死になって考えました。寝ている間に部屋から出て行ってしまったら止める事が出来ない。妻もハイテンションな次男の暴れっぷりに疲れているから、ここはやはり、一家を支える私が頑張るほかない。困り果てていたその時、私の脳裏に、とてつもなく素晴らしいアイディアが降りてきました。
『そうだ、自分の足と、長男の足を、軽く紐で繋いでおけば、長男の異常に気が付くはずだ！！』
素晴らしいアイディアを思いついた私は、すぐに行動を開始しました。フラフラしながら紐を探すが見つからず、タオルとかでやってみたら、二人三脚みたいになって、そんなに状態で寝れるはずもなく、長めの紐を探して、ようやく長い、赤い紐が見つかりました。そして、長男と自分の足の間を２５センチほど開けて、緩く、でも、ちゃんと気が付くように足を縛り、そのまま眠りにつきました。

翌朝、目を覚ますと、長男は僕の隣で寝息を立てており、異常行動はなかったようでホッとしました。そしてなんとなく携帯でツイッターを眺めました。すると、昨夜妻がある事を呟いていることに気が付きました。
『タミフルを飲んだ夫が異常行動をしている。曽根崎心中の真似だろうか・・・』
それを読んだ後、一気に冷や汗が噴き出してきて、高熱が一気に下がりました。

なんか、すっごく恥ずかしかったっす・・・そんな訳で、年明けには、長男も私も、元気になりました。タミフルさん、ありがとう。